3月26日

木曜日。前日に眠らなかったので、12時過ぎに2時間弱眠った。目が覚めると、Amazonからメールが来ていて、おそらく注文していた金木犀の線香がポストに投函されたらしかった。前回、購入した藤の線香が思いのほかよかったので、そのシリーズのものを。金木犀は秋の花で、いまは春だ。いつの間にか3月ももう終わってしまう。トレンチコートを買おうと思う。ベージュが似合わないので、ネイビーのものがあればそれが欲しい。なければ、お通夜のようになってしまうが、黒のものを。チェスターコートは、そろそろ体に重い。冬が終わってしまったので、元気がない。

先週から、コンビニで同じイタリアンプリンばかり買っていて、いわゆる「かたいプリン」なのだが、ほんとうにかたいプリンが好きな人間には、これはそれに該当しないと言われてしまうだろうと思う。最近、夜中に近所の寺の鐘をついている誰かがいるような気がする。近くに寺がたくさんあって、どこの寺から聴こえるのか、よくわからない。やめてほしいような、やめてほしくないような。

今朝、インターネットで、ミモザの花がデザインされた薄いトートバッグを見掛けて、買おうか迷っている。近頃は、欲しいものがたくさんあって困る。ほんとうに嫌になる。明日は昼過ぎに病院に。少しはやく来てください、と言われたので、何だか、うんと早く家を出てしまいそうだと思った。おやすみなさい。しんどい。

3月14日

土曜日。家から一歩も出ず。SleepMeister（睡眠を管理するアプリ）によると、4時40分に入眠し、10時丁度に起床している。暫くの間、毎日睡眠薬を飲んでいるのだが、この頃それを切らしていてうまく眠れていなかったので、この日は眠ることができてよかった。本当によく眠ったので、夢も見なかった。先週であったか今週であったか、よく覚えていないのだが、部屋に敷くラグが届いたので、それをようやく敷くことに。その際に、ついでと思って部屋に掃除機をかけることに。思っていたよりもかなりフローリングが綺麗になったので、毎週末にでも可能であればきちんと掃除機をかけたほうがよいのかもしれないと思った。

町田康の『記憶の盆をどり』を読む。その中で「私、狭いところにいると気が変になるの、だから開けたままにするけど、ごめんね」と言って、ドアを開け放したままシャワーを浴びる女性が出てきた。数年前までは、私もそのようにして入浴していたことを思い出す。どこかで何かをきっかけにしたのか、今ではそれが治っているのだが、それがおおよそ、いつ頃だったのか記憶がぼやけている。大人になって、あらゆることを忘れつつあるのだが、忘れていると気付く機会があまりないので、私は完璧なまま、何かを欠落しつつあるらしい。

最近は起きてすぐ、歯磨きをしながら、あいみょんの「愛を伝えたいだとか」を聴いている。窓際には花を置いているのだが、私は誰かに話したいこともなければ、今のところ、ひとりが寂しくもない。ただ今日は、花に願いを込めて、どうでもいい夢を見てみたいな、と思った。おやすみなさい。あなたもいい夢が見れますように。

3月12日

木曜日。この日は眠らなかった。1～2時間ほど天井を眺めていて、その時に、うつらうつら、としたような覚えがあるのだがSleepMeister（睡眠を管理するアプリ）によると寝ていないことになるらしい。部屋が寒い。土曜日の日記に菫が見たいと書いたのだが、どうやら菫の見ごろは4月から5月あたりらしい。それまで生きることにする。

友達が、映画「パラサイト」を観たところ、良かったのでぜひ観て欲しいと言っていて、それが先月のことなのだが、まだ観ていないことに気が付いた。最寄りの映画館では、なぜかまだ一日に数回上映を行っているようで、忘れないうちに観に行こうと思う。休日は疲れてしまうので、できれば平日のうちがよい。

数日前、新しいラグが届いたのだが、前のラグを退けて新しいラグを敷く、という作業になかなか着手できない。どうぶつの森のように、スイッチ一つで家具を動かしたり、捨てるなどして、模様替えが簡単にできると便利なのになあと思う。

他人に対して、どういうわけか、誰かをひとりにするのはよくないという気持ちがいつも働いている。この日はそれを強く感じた日だった。しかし、そう思いつつも、もうずっとひとりになるための準備ばかりをしているような気がする。私は「ひとりで生きていける。」と思っているあたりが、おそらく未熟なのだろうと思う。眠れるようであれば、今日もそのうち眠ります。明日は、元気があれば映画館に行きたい。おやすみなさい。

3月8日

日曜日。SleepMeister（睡眠を管理するアプリ）によると4時45分に入眠し、8時40分に起床している。あまりないことなのだが、スマートフォンの充電器がうまく接続出来ておらず、起きた時に時間を確認しようとした時点で、充電が残り1%だった。危なかった。先日に車校をやめたので、その手続きのために車校に向かう。乗り継ぎのバスの中で、3回ほどくしゃみをした。花粉症である。今日こそ予報の通りに雨が降ると思っていたのだが、今日も雨は降らなかった。むしろ晴れていたので、朝に日焼け止めを塗った程であった。

ロッテリアが好きだ。昔、デジモンアドベンチャーの映画とコラボレーションをしていた時期があって、ロップモンとテリアモンという、耳のながい双子のデジモンが大好きだった。ロッテリアはあまり近所に店舗がないのだが、出先でロッテリアを見つけると必ず、そこでごはんを食べようかな、という気持ちになる。海老バーガーは今日もおいしい。炭酸飲料が苦手だったことを忘れていて、ジンジャーエールを注文してしまい苦戦した。自分の好きな食べ物と苦手な食べ物をちゃんと記憶したいと思う。

帰り道で見かけた花屋で、黄色のバラを買った。やたらと黄色のバラが売れ残っていたので、不思議に思っていたが、ツイッターの人間によると、どうにも花言葉があまりよくないらしい。知らなかった。黄色のバラの花言葉は「嫉妬」や「愛情の薄らぎ」であるという。（これは代表的なものであり、他にもあるようだ。）嫉妬という感情は、愛情の薄らぎというよりもむしろ、どうにもできないぐらい強い愛情を相手に抱いている時に感じるそれである気がするが、どうなのだろう。明日は早く起きようと思う。カーテンを開けて、このきれいなバラに朝の光を当ててあげたいので。おやすみなさい。

3月7日

土曜日。少しだけ、お久しぶりです。眠ったり眠らなかったり、ご飯を食べたり食べなかったり、そういう生活をしている。この日は3時56分に入眠し、10時に起床した。何となく起き上がる時に目や喉の奥が痛くて、風邪をひいたかなあと思った。案の定、風邪をひいているようだったので、仕事は、雨が降る前に少し早めに早退を。帰りながらふと「早退をしなければいけないほど苦しいわけではなかったなあ。」と思って、少し後悔をした。ひょっとすると、そのまま勤務をしていたら風邪が悪化していたかもしれない、と思うことにするが、気持ちはあまり晴れない。

晴れないと言えば、今日は雨の予報だったのだが、雨は降ることなく一日中空が曇っていた。20時過ぎにコンビニに行こうとして外出をした際、てっきり雨が降っているだろうと思って手にとった傘には、出番がなかった。風もなく、おだやかな夜。夜間に家を出る時には、必ず月の位置を確認するようにしているのだが、今日は月が見つからなくて、代わりに空が随分と明るいことに気が付いた。曇りの夜空は、灰がかった明るい黒色をしている気がする。どうやらそのように感じるのは、雲が地上にある街の光を反射しているから、という理由であるらしい。

この頃は、暑かったり寒かったりで、なかなか春が来ない。いっそ、ずっと寒いままでいてほしい。花が見たいので、寒いままだときっと困るのではあるが。そのうち、植物園でつばき展をやるそうなので、見に行こうと思う。菫も見たい。菫の見ごろはいつ頃で、何処に行けば見ることができるのだろうか。エアコンを切って、もう寝ます。おやすみなさい。多分、明日こそは雨だと思う。

3月1日

日曜日。土曜日の日記を書くのを忘れていて、そのまま就寝してしまった。昨日は、美容室に行って髪を1センチほど切り、サイゼリヤにて、まだ日が落ちていないのにグラスワインを注文してしまったり、2時間ほどの睡眠しかしなかったので普段以上に眠気を感じたなど、それなりに記したいことがあったのだが。うっかり。本日は、4時4分に就寝し、10時44分に起床している。思ったよりも随分と寝てしまったと思いながら布団を捲って、顔を洗い、歯磨きをした。何故か今、とてもねむい。どういうわけか、たくさんねむったほうが、頭が働かないような気がする。食欲がないので、2日連続で夕飯に雑炊を食べた。

放送しているハイキューのアニメをみようと思ったのだが、4年前に放送していた3期を視聴していないことに今更になって気付く。4年も前の内容なのだから忘れていて当たり前と思ったのだが、あまりにも忘れているので、試しに3期の放送を再生してみたところ、本当にはじめから記憶になかった。そういうわけで、3期から視聴している。アツい！

ピンキーリングを購入した。V字をした細身のシルバーであり、何となく錯覚で指が長く見えるような気がする。気がするだけかもしれない。欲しい指輪を自分で購入するなんて、なんだか知らないうちに大人になってしまったなと思う。

眠気が降ってきたので、もうねむりたい。明日は車校に行く予定があって、本当に行きたくないのだが、行くしかないので頑張ろうと思う。つらい。車校に行くよりも、少し遠出してひとりで花や海が見たい。午後には、インターネットで購入した藤の匂いの線香が家に届く筈なので、それだけは楽しみです。おやすみなさい。

2月28日

金曜日。SleepMeister（睡眠を管理するアプリ）によると6時17分に就寝し、8時31分に起床している。顔を洗って歯を磨いたあとに、眠すぎて死んでしまうと思ったので、もう1度布団に戻って2度寝をした。次に目を覚ますと10時過ぎであった。

木曜の日記で宣言していた通り、午後から車校に行くことに成功する。送迎バスに揺られつつ、これから車校の人間に怒られることばかりを考えていたのだが、この日は怒られることはなかった。受付の方の話を聞きながら、彼女の指先をみつめて黙っていると、ふいに「免許を取る気はありますか。」のようなことを確認されてしまった。なにもかもに対して、申し訳のなさばかりが募る。この気持ちはずっと以前より私の足元に絶えず降り積もっている感情で、そのうち身動きが取れなくなる日がくると思う。結局「がんばります。」の一言も言わないで、「はい。」であったか、「すみません。」であったか、どちらにせよあまりやる気のない返事をした。

泳ぐことも沈むこともなく水面にゆらゆら浮かんでいるだけで、他のどの魚よりも、誰かや何かに迷惑をかけて生きている気がしている。帰りに、道の反対側に生えている蜜柑の木が多くの実を落としていて、烏が何匹も集っていてこわかった。近くの換気扇の音がいつもより大きく鳴って聞こえた。

今日はなるべく早くねむります。おやすみなさい。